おけいこの日記

ここは、日本最底辺。

朝食。

ホットサンドと、ブルーベリーシェークと、ひじきでした。

暑いです。




婚約者となった、たかこ(はなこ)さんが、父の家に毎日取り巻きと一緒に来た。
マリッジブルーで、婚約指輪を投げつけて帰っていったこともあった。
情緒不安定傾向な女性で、おけいは、玄関先で、いつも立って父を待っていた。
突然、たかこさんが家に来た時に、私の存在を説明できなかった父は、
でかい日本人形で、特別注文したから、
本当に生きているように見えると、たかこさんに、父親が説明していたり、
ぼくの家には、座敷童がいて、君にはそれが見えるんだよ、などと
なだめすかしていた。
取り巻きの中に、私の実母もいて、たかこさんの不安をあおっていた。
上の指示で、いつでも婚約破棄ができるように数名のにょかんを
たかこさんに、上がつけていた。
母は、父の婚約前後、最後に父の家に来た時に、金に困っていて、
太郎と、泥棒に家に入っていた時、
一人で留守番していた私がママーと、母に手を伸ばして抱っこをせがむと、
棒きれで、あんたなんかいらないのよ、と母が言い、
私を殴りつけて、金目の物を盗んで兄と出ていったが、
たかこさんと一緒に父の家を平気で訪問出来たりと、
図々しいし、忘れっぽい人だった。
たかこさんは、みやうちで、できるだけ周囲に迷惑をかけるように育てられた、
いわくつきの人物だった。
てこづらせて、みやうちの家族で話題の中心に置いて、
結束を強めるやり方だった。
末娘は大体そのやり方で成長するから、てこづるタイプになると
私の実の母が父に情報提供をしていた。
長い天皇制で生まれた独自の手法で育った、いわくつきの人物が新しい私の母。
毎日、父は、平安貴族風に恋文を使いに渡して、歌を詠んで、
たかこさんに送っていた。
毎日君にキッスをしたいんだ、とか、書いていた。
爆笑だった。
結婚には、たか子さんの様子を観察した結果、私は反対したし、
一族の賢者も反対した。
一応、私は出席しなかったが、婚礼はしたみたいだった。
新婚旅行中は、きゅうていかつどうで、知り合いになった、
カレー一家の猟銃会の会長の父と、
ししゃくのママがいる、まーちゃんと、まーちゃんのパパの2号さんと、
2号さんの息子さんの家に、私は、預けられることになった。
カレー家は、おおたに一家が入っているから、私の婿がねとしての
意図もあった。
父は、海外旅行にたかこさんと出かけて行った。
2か月くらい、楊ごおり20個以上の荷物と従者を伴う、
当時5千万円くらいの大旅行だった。